2016年12月

自律神経失調症の整体
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2016.01.25 19:58
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部分は全てを知っている

昔のブログです・・・


3Dプリンターなるものが一般的にも使用できるレベルになってきています。それを使って手製の銃を作った馬鹿者は論外として、欠損した骨を正確に製作するなど正しい医療の場での利用は是非期待したいものです。

3Dプリンターとは少し違いますが、ホログラムという三次元立体画像はご存知の方も多いと思います。ホログラムはレーザー光線を使って「物体光」と「参照光」の干渉を利用した干渉縞を記録したもので、その製造技術のことをホログラフィーといいます。
ホログラフィーの原理については専門の情報に譲りますが、私が面白いと思うのはこのホログラフィーには「部分」と「全体」が共存していることです。

例として「1個のりんご」を普通の写真で撮ったとします。その写真を例えば9等分に切ったとしますと、9枚の写真はそれぞれ元の写真の「その部分だけのりんご」が切り取られたものになります。これは当たり前ですね。
しかし、これがもしホログラムであれば9等分に切った9枚それぞれに「1個のりんご」が立体的にあるということです。正確には切り取った場所それぞれに見る角度は少しずつ違いますが立体的な「1個のりんご」が記録されているのです。

普通の写真で考えた場合、9等分したそれぞれの写真は「部分」に相当し、それらをつなげると元の一枚・・・すなわち「全体」になります。「部分」が「全体」の一部を構成しているという普通の感覚のことです。
それがホログラムの場合は9等分したそれぞれの写真は、元の一枚を切り取ったのだから「部分」であることは間違いありませんが面白いことにその「部分」である一枚一枚にも「全体」である元の一枚の情報があるというのです。
このことは原理的には全く違いますが、私は感覚的に整体で扱う際の人間の身体にすごくよく似ていると思うのです。

例えば症状として「めまい」があったとします。めまいは通常は耳に関係が深いです。しかし耳自体の器官には形体的な異常がない場合でも「めまい」が起こったりします。それは視床下部の働きが悪いからかも知れません。それに脳脊髄液の循環が悪くて側頭骨の動きが制限されていることが原因かも知れません。いやそれ以前に首と肩が自分では気が付かなくてもかなり凝り固まっていることが原因の場合もあるでしょう。それどころか過ぎし日に受けた嫌な出来事が大きなストレスになって心を痛めてしまったのが本当の原因かも知れません。

そうやって考えていくと、「耳」という「部分」だけがおかしいのではなく、あらゆる心と身体の不調が「耳」に影響を与えたと考えられます。そして影響を受けて辛い「めまい」を発症してしまった耳は、こんどは気分を憂鬱にしてストレスを作ってしまう・・・そのストレスを回避しようと交換神経を優位にしていく・・・しかしそれがまた次の不調を呼ぶ・・・。
全ての原因は全ての原因に関係していると思うのです。

「耳」という「部分」は心と身体という「全体」からくる不調の情報を全て持っている、そして「耳」という「部分」の不調は必ず心と身体という「全体」に影響しているのではないでしょうか。これはもちろん耳だけでなく、手の痺れでも頭痛でも、膝の痛みでも全て同じことが言えると思います。ですから特に慢性的な症状の場合は痛みなどがある部分だけではなく、「心」と「身体」を対象に施術することが大切だと思うのです。

自己治癒力が高い人は一晩寝ただけで「部分」の不調があっても、その「部分」が持っている「全体」の情報に調和して、「全体」の力でそれを治してしまえるのではないでしょうか。
言い換えれば、不調になって回復できない「部分」は孤立してしまって、その「部分」が本来持っているはずの「全体」の情報を取り出せなくなっているに過ぎないように思えるのです。

私が目指している整体は、底上げした「自己治癒力」の使い方をその人の「全体」に委ねることによって、その人の心と身体だけが知っている一番優先度を上げるべきものから無理なく回復させていく・・・そんな整体です。
「耳」に触れただけで心と身体の不調が全て分かる・・・そして「耳」に触れているだけで心と身体の全ての不調を回復させる・・・未だ見たことはありませんが広い世の中にはそんなレベルの整体師がきっといるのではないでしょうか。


2014年5月14日(水) 進化流水…流れる水は滞らず、健康への進化を共に歩む
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