セルシンの効果と注意点


自律神経を安定させる薬で
「セルシン」という抗不安薬があります。

セルシンは、
気持ちをリラックスさせ、不安や緊張を緩和する薬で、
比較的長時間、持続するもので、向精神薬と呼ばれることもあります。

またセルシンは古くからある薬で、
全ての自律神経安定剤の効力を計る基準となる薬と言われています。

<出典:武田薬品工業株式会社 セルシン/添付文書>
【効能・効果】
    ○神経症における不安・緊張・抑うつ
     下記疾患及び状態における不安・興奮・抑うつの軽減
      ・麻酔前、麻酔導入時、麻酔中、術後
      ・アルコール依存症の禁断(離脱)症状
      ・分娩時
    ○てんかん様重積状態におけるけいれんの抑制

【重要な基本的注意】
    ○眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下
    ○投薬中は自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事しないこと

【重大な副作用】
    ○薬物依存、離脱症状
    ○舌下の沈下による上気道閉塞
    ○刺激興奮、錯乱
    ○循環性ショック

的確な投薬で気持ちが落ち着き、
過剰な緊張が緩和されて楽になる・・・
眠りの質も改善されて疲れも残らなくなる・・・
そうなれば自律神経失調症の辛い症状も緩和されていくと思います。

自律神経失調症はひとくくりでは言えない面もありますが、
間脳の中の視床下部の働きが悪くなっていることが大きな原因の一つです。

セルシンの投薬効果で
結果として視床下部の機能が回復し、
自己治癒力が発揮できるレベルまで上がってきたら
辛い自律神経失調症から脱出できると思います。

そして回復に伴って薬を飲むことも必要なくなり、
自律神経バランスもホルモンバランスも正常になって健康を取り戻す・・・
こうなれば誠に結構なことです。
これが薬というものの本来の使われ方だと思います。

しかし、
定期的に診察を受けた際、
本当は少し回復してきているのに、
「どうですか?」というお医者さんの問いに対して、
「まだ少し調子が悪いです。」と答えてしまう・・・
それでまたいつもの薬を処方してもらう。

薬の副作用は嫌だと思いながらも、
薬を飲む毎日に慣れ、
飲まないことに不安を覚える。

薬が万能だとは言いません。
しかし病院で診断されて薬の力を借りて回復したいなら
医師や薬剤師の指導は守ることは大切だと思います。

自分の身体と気持ちの状態は自分しかわかりません。
本当は少し回復していたなら、
診察の時、その通りをお医者さんに言わないといけません。

しかしお医者さんに
「少し回復しました」と言うには自分に自信がない・・・
元々人間は誰でも迷うものです。
特に自律神経失調症などの辛い症状をかかえている時は、
自分に自信が持てないことが多いと思います。

でもその結果、
ずっと薬を飲み続ける・・・
そして飲み続けるということに安心を覚える・・・
でも早く回復して薬を止めたい・・・

しかしそれでは、
薬を卒業するというタイミングが
いつまでたってもやってこないのではないでしょうか。

本来有効であるはずの薬というものに、
注意が必要なのはそんなときだと思います。

刺激興奮や錯乱という副作用もなるほど怖いものですが、
「薬物依存」という静かに蝕んでいく副作用は特に注意が必要です。

長期間の服用によって、
知らず知らずの間に身体は薬に依存してしまうことがあります。

薬に依存してしまうということは、
いつまでも薬を止められないということです。

そしてそれは、
いつまでたっても自己治癒力が本来のレベルまで回復できないということで、
いつまでたっても辛い症状から脱出できないということです。

そしてさらに、
薬の宿命とも言うべき副作用が、
効果よりも大きくなってしまうということで、
これは眼に見えにくいながら凄く重要な注意点だと思うのです。

ですから私は、
ずっと薬を飲んでいるのに中々よくならない人や
薬を飲まないで何とか回復したいと思っている人に対して、
自己治癒力を底上げする整体によって
視床下部に本来の働きを取り戻し、
辛い自律神経失調症から回復してもらいたいのです。


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