首こり(1)・・・<症例考察>


多くの日本人が日常的に経験する「肩こり」ですが、欧米では「肩こり」という言葉や概念自体がないそうで、「背中の痛み」などのように肩は背中の一部と捉えることが多いようです。欧米人は首の筋肉が発達しているので日本で言う「首こり」は少なく、それ故に肩は首よりも背中の方につながっている感覚からそう表現するという説もあります。日本では背中の痛みは背中の問題として捉える傾向が多いからでしょうか、肩は背中よりも首につながっているという感覚が強いようです。

日本において昔から一般的な言葉になっている「肩こり」ですが、「肩こり」と表現していても本当は「首こり」の場合があります。もちろん首と肩はつながっていますので明確に区別するのは難しいかもしれませんが、むしろ「首こり」の方が遥かに多いのではないでしょうか。少なくとも精度のいいマッサージをしても適度なストレッチをしても、ゆったりと入浴しても全く改善されない「肩こり」は実は「首こり」の場合が多いのです。

「肩こり」は主に肩周辺の筋肉の緊張などが原因で血行不良をおこすことによって固くなり、肩周辺に痛みなどを伴う症状です。もちろん肩以外の部位からや精神的なストレスから「肩こり」になっている場合もありますのでそれぞれの原因に適した処置は必要になりますが、あまり慢性化していない局所的な筋肉緊張が原因の場合は入浴やストレッチなどで回復することが多いと思います。
しかし「首こり」は重い頭部を支えている頸椎に関係するものですので、「肩こり」同様に不快な痛みなどもありますが、特に慢性化しているような場合は神経症状を伴うことが多く、入浴などでは簡単には回復できません。

頸椎という首にある7つの骨は適度なカーブを保つことによって重い頭を支え、且つ前後左右や回転などの動きをサポートしています。また頸椎はそれぞれの椎骨の間から、肩・腕・手などに対する神経が走行していますし、脊髄も中を通っています。また頭部へ供給される動脈や頭部から帰ってくる静脈やリンパや脳脊髄液の通り道でもあるのです。ですから慢性化した「首こり」は頸椎に影響を及ぼしていることが多く、肩や腕や手の痛みや痺れや頭痛だけでなく、不眠やめまい、のぼせ、動悸、冷えなどの自律神経バランスを崩したり、ホルモンバランスも悪くなってしまう可能性もあるのです。

感覚的には同じように思われがちな「肩こり」と「首こり」ですが、局所的な痛みの「肩こり」に対して「首こり」の場合は自律神経系やホルモン系も含めた全身に関係する症状に進行する可能性があるという点で大きな違いがあるのです。人間の身体は全てが一つにつながって互いに関連しています。背中の痛みや膝の痛みなどから「首こり」になる場合も当然ありますし、「肩こり」から移行してきた「首こり」もあるでしょう。そういった「首こり」から自律神経系やホルモン系に悪影響を及ぼすことは先に述べましたが、逆に悲しい出来事などのストレスから自律神経やホルモンのバランスが乱れて「首こり」になってしまう場合もあるはずです。何故なら「心」と「身体」もまた一つだからです。

「首こり」からくる肩や腕、手のしびれなどの場合は主に頸部筋肉の緊張を緩和させることが必要です。そして自律神経系やホルモン系にまで影響を及ぼしている場合は、それらの中枢である視床下部への血流回復も必要です。視床下部は「大脳辺縁系」という喜怒哀楽を受け持っている脳に包まれた形ですので、いろいろなストレスの影響を受けやすくなっています。嫌な出来事なども精神的なストレスとなって身体的なストレスに拍車をかけてきます。その結果、視床下部は内側からも外側からもかなり窮屈になって十分に機能できなくなってしまうのではないでしょうか。

「首こり」の緩和と回復には頸椎やそれに関連する部位の機能回復が必要です。その為には頚椎(特に上部頚椎)の施術を行いながら「中立位の整体」や「頭蓋仙骨療法」を併用することによって、視床下部を含む脳への血液供給を回復し、身体の深奥部である硬膜管をも含めた脳脊髄液の産生・循環・排出改善を行うことが必要だと考えます。

慢性的な肩こりでなかなか治らない・・・ひどい肩こりで何をやっても直ぐにもどってしまう・・・もうこの肩こりとは一生付き合うしかない・・・そう思っておられる方もその「肩こり」は実は「首こり」なのかも知れないと疑ってみてはどうでしょうか。


首こり(2)



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