「頭が大きくなったんです。」という悩みで来院された方がいます。
最初は何事かと思いましたがよくお話しを聞いてみると、
頭の中がパンと詰まった感じで、
特に頭の左右が張っているということでした。
もちろん見た感じでは全くわかりません。
でもその方は帽子が好きでよく被っておられ、
以前より帽子が窮屈になってきたことから、
物理的に頭が張って大きくなったことがわかったということでした。
さらによくお話しを聞いていると、
眼の奥が押される感じや、
頭が重い 、上を向いて眠れない 、寝つきが悪いということに加えて、
首とか肩のこりが最近ひどくなったとのことで、
それらは天気が悪い日の方がきついということでした。
人の身体には、
脳から脊髄を覆って仙骨に至る硬膜管という強靭な膜があります。
その硬膜管の中には脳脊髄液という液で満たされており、
生涯休みことなく産生と循環、排出を繰り返しています。
脳脊髄液は脳や中枢神経に栄養を与えたり、
老廃物の除去などの役割があります。
大切な脳は、
脳関髄液の中で浮いている状態で、
外からの衝撃からも守られています。
脳脊髄液の産生、循環、排出によって、
硬膜管の中の液体圧力はあるリズムをもって変わります。
そしてその液体圧力の変化によって、
頭蓋骨を構成している前頭骨や頭頂骨、
側頭骨、蝶形骨などの骨がほんの少し動きます。
それは歯車のように、
例えば側頭骨が一方向に開きながら回転すると、
側頭骨に接している蝶形骨はその反対周りに回転するということです。
先に述べましたが、
その動きは非常に微細で目で見えるものではありません。
凄く小さい動きでありながら、
人の頭は左右に大きくなったり、小さくなったりしているのです。
そして逆に言えば、
頭蓋骨を構成している骨がそれぞれ合理的な動きをすることによって、
脳脊髄液の産生、循環、排出が健全に行われることになるのです。
しかし、
例えば首こり がひどくて首や肩の筋肉が硬くなってしまった・・・
パソコンやスマホの見過ぎで目の疲れが取れない・・・
その上、
最近嫌なことが重なってしまってストレスが溜まっている・・・
という状態になってしまったとしたら、
それは身体の中に恒常的な緊張を生むことになって、
頸椎や頭蓋骨の動きを制限してしまうことにつながります。
歯車のように互いに動いていた頭蓋骨が、
例えば右の側頭骨の動きを何らかの力で制限されたとしたら、
それは直ぐに蝶形骨の動きにも制限がかかります。
そして、
蝶形骨の動きが制限されると、
前頭骨や反対側の側頭骨、後頭骨にも制限が伝わっていきます。
そうすると、
脳脊髄液の産生、循環、排出にも影響してしまい、
特に排出機能が厳しくなると硬膜管内の圧力が大きくなってしまいます。
いわゆる脳圧が高い状態になり、
その結果、
頭の中がパンと張ったように感じたり、
場合によれば頭が大きくなっりするのです。
頭が張って大きくなったと感じだしたら、
その原因が脳腫瘍など重大な病気の場合は、
もちろん病院で専門医の治療が必要です。
しかし、
病院で精密検査をしても何ら異常がない場合は、
脳脊髄液の循環改善が必要だと私は考えます。
当整体院では、
血液やリンパ、脳脊髄液の通り道である頸椎(特に上部頸椎)の施術も行いながら、
中立位の整体などで身体の深奥部である硬膜管をも含めた脳脊髄液の排出、循環改善を行うことで
「心」と「身体」両方から深いレベルのリラックスを得る・・・
頸椎や頭蓋骨の動きが改善される・・・
脳圧が正常になる・・・
自律神経バランスがとれ、自己治癒力が上がる・・・
その結果、
自律神経系の不調と共に、頭の張った感じは解消されていくのです。
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