満腹感がない・・・<症例考察>


いくら食べても満腹にならない・・・ハードな運動をしていた学生時代にはそんな経験をされた方も多いと思います。かつて私も中学生のとき、一日に何回食べるのかと自分でもあきれるくらい食べた時がありました。若いときは基本的によく身体を動かすのでエネルギー消費が激しい・・・筋肉量も多く、したがって基礎代謝能力も高い・・・さらに栄養の吸収力やいらなくなったものの排出力も高い・・・それ故たくさん食べることが多いと思います。たくさん食べることによって胃が拡張され、伸び率が大きくなってしまうことも関係があるように思います。しかし、こういった状況での食べ過ぎは一時的な「大食い」の部類に入ると思います。一次的な大食いではなく、特にハードな運動をしていないにも係らずに「いくら食べても満腹感がない」という場合は、自律神経バランスが乱れていることに原因があるかもしれません。

お腹が減ったら食べる・・・お腹がいっぱいになったら食べるのを止める・・・これは当り前のことですね。「お腹が減ったら食べる」という仕組みがあるから人は生きていく上で必要なエネルギーや栄養素を摂取することができます。そして「お腹がいっぱいになったら食べるのを止める」という仕組みがあるから必要且つ適切な量の摂取をコントロールできるのです。そういった食べることに関する生命維持機能は間脳の中にある視床下部の仕事です。視床下部は自律神経の中枢であると同時に「食べる」ことに関する制御も司っています。「お腹が減ったら食べる」というのは視床下部の「摂食中枢」の働きで、「食欲不振 」で書きました。ここでは「お腹がいっぱいになったら食べるのを止める」という「満腹中枢」について考えてみたいと思います。

お腹が減ったことによって食べ物を食べると、その栄養素が分解吸収されます。やがて血液中のブドウ糖濃度が上がってきます。いわゆる血糖値が上がるということです。そしてブドウ糖濃度が上がると共に遊離している脂肪酸濃度が下がってきます。そうするとそれらを監視している視床下部の「摂食中枢」が抑制されつつ、やがて「満腹中枢」が促進され満腹感とともに食べるのを止めることになるのです。また食べたものが収まっている胃がいっぱいになった・・・いわゆるお腹が膨れたという感覚も満腹感を高めます。これが「食べる」ということに関する正常なメカニズムです。

しかし、もしも視床下部にある「満腹中枢」がちゃんと働いてくれなかったとしたらどうでしょうか。食べても食べても満腹感を得られないのですからいくらでも食べてしまう・・・身体には物理的な限界もありますから「いくらでも」というのは正確ではないと思いますが、しかしその人の正常時の食事量に比べてびっくりするくらいの量を食べてしまうことがあるのです。しかもそれでも満腹感がないという状態は大きな不安を抱え込むことになると私は思います。

食べようとしても食欲がわかない「摂食中枢」に関すること・・・いくら食べても満腹感がない「満腹中枢」に関すること・・・共に必要不可欠の「食べる」ということに関する視床下部の機能です。視床下部は間脳にあるわずか5gくらいの小さな脳です。そして視床下部はそれ以外にも自律神経系の中枢として、交感神経と副交感神経の制御や体温調整を行っています。さらにホルモン系の中枢としてあらゆるホルモンの監視や分泌の指令も司っています。また視床下部は「大脳辺縁系」という喜怒哀楽を受け持っている脳に包まれた形ですので、いろいろなストレスの影響を受けやすくなっています。

いくら食べても満腹感がないという状態がずっと続いている・・・それは視床下部が忙しすぎて充分に機能できないからです。満腹中枢を受け持っている視床下部は他の仕事として、急な気温変化による体温調整が忙しい・・・生理前緊張、更年期などによるホルモン調整が忙しい・・・睡眠不足によって睡眠や体内時計が忙しい・・・そんな時に「強い心配事」や「凄く嫌なこと」、「強烈な怒り」などのストレスを恒常的に抱えてしまったとしたら、ただでさえ忙しい視床下部は外側からも攻められてしまってさらに窮屈になって十分に機能できなくなっていると考えられます。

いくら食べても満腹にならない・・・それは自律神経系の不調を訴える黄信号です。その回復には食欲不振不眠動悸のぼせ立ちくらみ息切れ不安がとれないなどの不調と同じように自律神経バランスを取り戻すことが必須で、それは視床下部の働きを回復させることに他なりません。

当整体院では血液やリンパ、脳脊髄液の通り道である頸椎(特に上部頚椎)の施術も行いながら、「中立位の整体」や「頭蓋仙骨療法」で身体の深奥部である硬膜管をも含めた脳脊髄液の循環改善を行うことで「心」と「身体」両方から深いレベルのリラックスを得る・・・脳への血液供給が改善される・・・視床下部がゆったりと本来の仕事ができるようになる・・・自律神経のバランスがとれる・・・満腹中枢が上手く働く・・・その結果、本来あるべき「満腹感」を得られるようになるのです。



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