食欲不振・・・<症例考察>


最近あまり食べたいと思わない、美味しそうとは思うけれどもどうも食欲がわかない・・・いわゆる「食欲不振」ですね。夏の暑さでつい水分を摂り過ぎて食欲がわかないことなどは誰でも経験したことがあると思いますが、そういう状況でないのにまるで食べる気がしない、食べ物の匂いを嗅ぐのも嫌、ひどい時は食べ物を口に入れることもできない・・・そういった「食欲不振」になっているとしたら注意が必要です。

「食欲不振」の原因の中には、運動不足や過労などもありますからそういった場合は自分の努力で解消できることも多いと思います。また、身体の不調のために服用している薬の副作用でかえって身体を辛くし、食欲不振を招いている場合もあるはずです。薬は致し方ないときもありますが、やはり飲み過ぎは絶対によくないと思います。本来は薬なしで、そうもいかない場合でも可能な限り少ない服用で回復したいものです。それから風邪などで発熱した場合は、アドレナリンが出て交感神経が刺激されてしまい、その結果「食欲不振」になることもあります。そして胃などの消化器官自体に疾患がある場合は当然食欲不振になることが多く、そういった場合は専門医の診察が必要です。
これらの原因以外の原因は何でしょうか・・・それはほとんどの場合がストレスです。精神的、身体的に係らず、ストレスからくる「食欲不振」について考えてみたいと思います。

お腹が減ったら食べる・・・お腹がいっぱいになったら食べるのを止める・・・当り前のことですね。しかし「食欲不振」はこの当り前のことが出来なくなっているということです。これは人が生きていく上で本能的な仕組みと言え、そういった生命維持機能は間脳の中にある視床下部や脳幹部の仕事です。特に食欲に関する「摂食中枢」と「満腹中枢」は視床下部にあって、視床下部が「食べる」という行為をコントロールしていると言えるのです。

お腹が減ると、体内の脂肪が分解されます。そしてさらに脂肪酸が遊離し、それが視床下部の摂食中枢を刺激する・・・そうすると食欲がわいて食べたくなる・・・大よそですが本能的な摂食の仕組みです。それから視床下部を大きく包み込んでいる大脳皮質に前頭葉という主に思考や情緒、意欲などの精神活動を受け持っている脳があります。この前頭葉は、視覚、聴覚、味覚、嗅覚にも関係していて、美味しそうな匂いがするとか、色が綺麗で美味しそうというような精神的な刺激も摂食の仕組みの一つです。

「食欲不振」に関係が深い視床下部は、自律神経の中枢でもあります。自律神経とは交感神経と副交感神経のことで、活動的になる交感神経と休養を促す副交感神経がシーソーのようにバランスよく働くことが大切です。食欲に関係する消化器系の内臓として食道、胃、小腸、大腸などは副交感神経の支配で働きます。ストレスが多く、それが恒常的にあった場合、交感神経が過剰に働いてしまいます。ひどい場合はそれがずっと続いてしまい、夜になって休もうとしても副交感神経が上手く働きません。そうすると消化器系の内臓は上手く機能することが出来ず、「食欲不振」に拍車をかけてしまうのです。また視床下部は「大脳辺縁系」という喜怒哀楽を受け持っている脳に包まれた形ですので、いろいろなストレスの影響を受けやすくなっています。嫌な出来事なども精神的なストレスとなって身体的なストレスに拍車をかけてきます。その結果、視床下部は内側からも外側からもかなり窮屈になって十分に機能できなくなってしまうのではないでしょうか。

ストレス以外に思い当たる原因がないのに「食欲不振」がずっと続いている・・・それは自律神経系の不調を訴える黄信号なのです。そしてその回復には不眠動悸のぼせ・ほてり立ちくらみ息切れ不安がとれないなどの不調と同じように自律神経バランスを取り戻すことが必須で、それは視床下部の働きを回復させることに他なりません。視床下部は自律神経の中枢だけでなく、体温調整、ホルモンコントロール、睡眠・覚醒の調整、体内時計、生殖機能、そして満腹・摂食中枢という生命維持の働きを担っています。ですから「食欲不振」は主には摂食中枢や副交感神経に関係しているとは言えますが、視床下部の他の仕事として、急な気温変化による体温調整が忙しい・・・生理前緊張更年期などによるホルモン調整が忙しい・・・睡眠不足によって睡眠や体内時計が忙しい・・・ストレスというものがそういった機能を必要以上に忙しくしていった結果、摂食中枢や副交感神経の働きに影響を与えたとも考えられると思うのです。

当整体院では血液やリンパ、迷走神経や脳脊髄液の通り道である頸椎の施術も行いながら、「中立位の整体」や「頭蓋仙骨療法」で身体の深奥部である硬膜管をも含めた脳脊髄液の循環改善を行うことで「心」と「身体」両方から深いレベルのリラックスを得る・・・脳への血液供給が改善される・・・視床下部や脳幹部がゆったりと本来の仕事ができるようになる・・・自律神経のバランスがとれる・・・その結果、ずっと悩まされていた「食欲不振」に別れを告げることができるのです。



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