微熱が続く・・・<症例考察>


「微熱」とは何でしょう。人間はひとり一人みな違うので画一的な定義は難しいとは思いますが、一般的には「37.0〜37.9℃の発熱が一定期間継続したり、繰り返したりした状態」とされているようです。しかし体温というものは一日のうちにも±0.6℃くらいは変動していますので定義をそのまま当てはめることはできないかも知れません。平熱の高さにもよりますが、38℃を超えたら「熱がある」という感覚・・・だから38℃未満ではそれほど強く熱があるということではないけれども熱っぽい・・・そんな感じでしょうか。一定期間継続と言っても何日かと特定するのも難しく、ある定義では3週間程度としているようですが要するに一日や二日という短期ではない継続的な期間ということになりましょうか。

熱が出るという症状には色んな原因があります。ウィルスなどが原因で風邪をひくと熱が出ます。少し怖いものでは悪性腫瘍などの場合も熱が出ることがあります。その他、鉄分が欠乏している貧血の場合や脱水症などでも熱が続くことがあり、そんな場合は専門医の診察が必要です。もっとも普通の風邪の場合は、安静にしていると本来の自己治癒力でそのうちに回復していくことがほとんどですが、インフルエンザなどの場合はかなり高熱も出ることから医療機関での対応も必要と思います。しかし、そんな重篤な病気が原因でないのに「微熱が続く」としたら一体何が原因なのでしょうか。

通常の発熱のメカニズムとして風邪をひいたときを考えてみます。体内に侵入した風邪のウィルスは繁殖しようとします。その際、体温が低い方が繁殖し易いのです。ウィルスに繁殖されると身体は困りますのでこれを抑えるために発熱して白血球の働きを活発にします。いわゆる免疫力を上げることによってウィルスを攻撃する力が増します。そしてやがてウィルスが死滅してしまうと白血球の増強は必要がなくなって自然と発熱は治まります。人類の免疫システムは実に素晴らしいものだと思います。

しかし一定期間・・・場合によれば1ヶ月以上という長期に渡って微熱が続き、ずっと熱っぽいという嫌な症状に辛い思いをされている方がいます。またそれに加えて、慢性疲労倦怠感無気力感頭が重いイライラするなどの不快な症状を併せ持ってしまうことも多いようです。このような場合の「微熱が続く」ということは通常の発熱と同じ面も持ちながらも少し違う場合もあると思います。

一つ目は、通常の発熱と同じメカニズムで、発熱して白血球の働きを上げてウィルスなどに対応する力を増やすというものですが、ウィルスなどを素早く強力に死滅させる力が足らず、その攻防で勝ちそうで勝てないような状態に陥っている・・・そんな時に「微熱」という形が長く続いてしまうと思います。見方を変えると一気にやっつけるだけの発熱が出来ないとも言えるかも知れません。

二つ目は、生命維持の一環で体温制御を行っている間脳にある視床下部の働きがしんどくなっていることです。その根本の原因は精神的、身体的なストレスや、首こりなどの筋肉の拘縮が原因で頭部への血流不足などが第一に考えられます。また、気温変化が激しいという外部環境に関係している場合や、ホルモンバランスを保つのが相当辛くなっている場合もあると思います。視床下部は体温制御だけでなく、ストレスに大きく関係する自律神経系の中枢であり、且つホルモン系の中枢でもあります。

三つ目は、辛いことが重なったり、嫌なこと、腹立たしいことなどの精神的なストレスが恒常的にあって、それが心の領域も侵してしまい「心因性発熱」としての微熱が続いている場合です。

人間の心と身体は極めて精巧に出来ていますので、「微熱が続く」原因は上記の3つと決め付けることなど決して出来ませんが、大きな原因の一つだと思います。「微熱が続く」ということは実に不快だと思いますが、もしも免疫力を上げないといけないのに発熱できないとするとどうでしょうか。発熱がないからその分の不快さはないと思います。しかし免疫力は低いままなので知らず知らずのうちに身体の中のダメージは静かに広がってしまうのではないでしょうか。「微熱が続く」というのは不快であると同時に、心と身体の不調を訴えてくれているものだと私は思います。


「微熱が続く」ことからの回復は、不眠めまい立ちくらみ動悸、など自律神経失調症の場合と同じように視床下部と脳幹部を含む脳への血流不足を回復することが必要です。その為には心臓から頭部への血液、リンパ、脳脊髄液の通り道である頚椎(特に上部頚椎)の施術を行いながら、「中立位の整体」や「頭蓋仙骨療法」で身体の深奥部である硬膜管をも含めた脳脊髄液の循環改善を行うことで「心」と「身体」両方から深いレベルのリラックスを得る・・・脳への血液供給が改善される・・・視床下部と脳幹部が本来の働きを取り戻す・・・自律神経のバランスがとれる・・・ホルモンバランスも回復する・・・その結果、「微熱」という黄信号は必要がなくなっていくのではないでしょうか。



自律神経失調症、頸椎症に整体 ご予約・お問い合せ

営業・アクセスマップ

大阪市旭区高殿2-8-38-414号 大きな地図で見る

●営業時間
水・木・土・日・祝日:午前9時30分〜午後7時
(※火曜は午後7時〜午後9時まで)
定休日:月曜、金曜

施術料:一律6,000円(税込)
※症状により70分〜2時間程度を予定下さい。

お問い合せ・ご予約専用フォーム
 ↓↓↓
こちらをクリックしてフォームから送信下さい

上記のフォームが使えない方は、
こちら sou-seitaiin@osaka.zaq.jp のメールから
直接ご連絡下さい。

施術中により電話に出られないことも多いため、
出来れば上記のメールからご予約・ご相談ください。

※メールが出来ない方は下記の番号におかけ下さい。

留守録になっている場合は、必ず整体施術のご用件であることと、
お名前と着信番号表示にしていただければ、
必ず折り返しお電話させていただきます。

メールが使えない方は下記番号まで
 080−6186−7089



自律神経失調症 頭痛 めまい 眼精疲労 眩しい 動機 立ちくらみ 低体温 冷え性 ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり) 不眠 慢性疲労 更年期障害  生理前緊張症(PMS) 頚椎症 肩こり 爪がガタガタ 腰痛 自己免疫疾患 喘息 アレルギー性疾患 不安解消 下痢 息切れ 握力低下