呼吸が浅い・・・<症例考察>


自律神経系の不調で来院される方で、不眠めまい眼精疲労動悸などの症状の他に「呼吸が浅い」と自覚されている方が結構います。言うまでもなく呼吸が浅ければ、酸素と二酸化炭素のガス交換が不十分になり、血液供給も不足する、睡眠時間は足りているのに疲れがとれない、気分がゆったりしないなどの状態を招きやすくなります。

呼吸の不調はストレスとも大いに関係あるはずで、首周りの筋肉はまず例外なく拘縮していることが多く、そのことによって肩や胸周りの筋肉や身体前面の筋肉も硬くなることが多いのです。それは同時に横隔膜の動きに制限を加えてしまい、それが呼吸が浅くなる直接の原因になると思います。ですから「呼吸が浅い」という症状は、首こり、肩こり、頭痛息切れなどからすればあまり重大ではないような感じを受けますが、黄信号の一つだといえそうです。
もっとも呼吸が浅いという症状が、肺炎、肺結核、肺気腫、気管支炎、気胸など呼吸器疾患から来ている場合もありますので注意が必要で、そのような疑いがある場合はまず専門医の診断が必要です。
ここでは、病院での検査では何の異常もないのに呼吸が浅いと感じる場合を考えてみます。

呼吸をするためには肺の体積が大きくなったり小さくなったりする必要があります。それを行っているのが首や胸周りなどの筋肉、それに横隔膜です。特に横隔膜は呼吸に寄与する働きが70%程度あると言われています。これらの筋肉によって肺の体積が大きくなったとき「息を吸う」状態になり、肺の体積が小さくなったとき「息を吐く」ことになるのです。

「呼吸が浅い」という症状を訴える方は、「息が吸いにくい」、「息が入ってこない」とおっしゃることが多いのですが、それは「息を吸うから肺が大きくなる」、そして「息を吐くから肺が小さくなる」という感覚から言われていると思います。
しかし本当は「息を吸うから肺が大きくなる」のではなく、横隔膜などの運動によって「肺が大きくなるから息が入ってくる」のです。同様に「息を吐くから肺が小さくなる」のではなく、横隔膜などの運動によって「肺が小さくなるから息が出ていく」のです。肺の体積が大きくなると肺の気圧が外気圧よりも低くなる・・・空気も高いところから低いところにいく・・・だから息が入ってくるのです。

「息が吸いにくい」と感じているときは無理に頑張って息を吸おうとするのではなく、逆に充分に息を吐くことをお勧めします。深く充分に吐ききった状態は横隔膜などを充分に動かすことにつながって肺の体積を小さくする・・・次に肺は大きく膨らみ、その結果自然と息は入ってくるのです。

それから、呼吸の「吸う」と「吐く」は自律神経とも関係していて、「吸う」ことは交感神経を優位にし、「吐く」ことは副交感神経を優位にすることにつながります。ですから、「息を吐くこと」は呼吸を大きくするだけでなく、リラックスもさせてくれるのです。

自律神経は生きていく上で必要な機能を自動的に担っています。自動的であるが故に頭で考えて自由にコントロールは通常はできません。「呼吸」も自動的に行っています。寝ているときも呼吸をしていますし、激しく身体を使ったときは呼吸数が上がります。しかし呼吸はある程度自分の意志でコントロールできます。息を吐くことに意識を置いてゆったりと吐くと楽に呼吸ができるようになり、同時に副交感神経が優位になってリラックスする・・・自動的に働く自律神経に対して「呼吸」は自分の意志で影響を与えることができる誠に貴重なものと言えるのではないでしょうか。

「呼吸が浅い」「息が吸いにくい」・・・そんなときは是非「息を吐く」ことに意識をおいてゆったりと大きく吐くのがまず自分でできる対応です。
しかしそれをやっても呼吸がなかなか改善されない、それどころか首こりや肩こり、慢性疲労なども解消できない・・・気分も落ち込み、不安がとれない・・・そんなときは整体が有効だと思います。
首周りや身体前面の緊張を取りながら「中立位の整体」や「頭蓋仙骨療法」を併用することによって、頭部への血液供給を回復して自律神経バランスを整え、身体の深奥部である硬膜管をも含めた脳脊髄液の産生・循環・排出改善を行うことで健全な呼吸を取り戻すとともに不快な症状から解放されるのです。



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