不安がとれない(3)・・・<症例考察>


不安が取れずに気持ちがしんどくなって、頭痛めまい眼精疲労不眠などのいわゆる自律神経失調症を発症してしまう場合のことは「不安がとれない(1)」で書きました。また、不安の対極は安心であって「絶対の安心」を思い出す過程が不安を和らげるという話を「不安がとれない(2)」で書きました。

自律神経系の不調はもとより手が痺れるなどの辛い症状をお持ちの方を施術していると、主訴として訴えることはあまりなくても「不安」という気持ちを抱えている人はかなり多いと感じます。もちろん体調が良くないから「不安」になる、何をやっても回復しないから「不安」になるということは当然分かりますが、「不安」になっていくメカニズムはそれだけではないはずです。
「不安とは何か」ということを解明していくことは誠に難しいことですが、今回は整体を通して少しだけ接近して考えてみたいと思います。

経験があることをするとき、あまり不安は感じません。反対に経験がないこと、どうすればいいかまるで分からないようなときほとんどの人は不安を感じます。例えば『テーブルの上のコップをとる』という行為は、過去にやったことがあってこうすればとれるということが分かっているから不安に感じないのが普通です。しかしこのことを人間の神経機能で考えた場合、『脳で考えた通りに腕や手の筋肉が動く』という経験があって、実際やってみたらその通りにできるから不安になどならないと言えるように思います。手に怪我をしていて包帯で上手く指を動かせないようなときでも、できないからと不安にはならないと思います。それは、例え出来なくても怪我で今は手が動きにくいからであることを脳が納得しているからだと思います。

自律神経系の整体では、交感神経と副交感神経のバランスは非常に重要な位置を占めています。その中枢は間脳にある視床下部という小さな脳なのですが、視床下部だけでなく頭部の深奥部に位置する間脳、中脳、橋、延髄・・・いわゆる「脳幹部」は通常私達が頭で考えて行う制御ではなく、全て自動制御を行っています。階段を駆け上がると筋肉にたくさん酸素を送らないといけないので心拍数を上げる・・・酸素と二酸化炭素のガス交換もたくさんできるように肺の機能を上げる・・・暑いから汗を出して体温調整をする・・・おなかが一杯になったら食べるのをやめる・・・そういったことは全て脳幹部が自動的に機能して健康を保っているのです。

ところが精神的肉体的を問わず、強くて継続的なストレスを受け続けた場合、首や肩の筋肉は拘縮して血流を妨げ、頭部への血液供給が不足する・・・当然、脳や脳幹部への血流も不足し、同時に静脈血やリンパの回収も円滑にいかない・・・さらに硬膜管内の脳脊髄液の産生・循環・排出も悪くなり、脳幹部の自動制御が乱れる・・・その結果、呼吸が上手くできなくなって息切れを起こしたり、動悸を覚えたりする・・・視床下部の血流も不足するので交感神経と副交感神経のバランスやホルモンバランスも乱れてしまう・・・病院ではどこも異常がないと言われるのに、のぼせ・ほてり立ちくらみ生理前緊張などの不調が続く・・・こういう状態のとき「不安」という気持ちは必ず付きまとっていると思います。

自分の頭で考えたことをするのではなく、自動制御でやっていることが何故か上手くいかないことが「不安」を生んでいるのではないでしょうか。脳幹部が自動制御で上手く機能してくれるから人間は生命維持ができます。しかしながら自動制御ゆえに、一度上手く機能しなくなったとき、どうやったら回復できるかを頭で考えても分からないのです。テーブルの上のコップが少しくらいとりにくい位置にあっても、ちょっと考えたら上手くとることができます。しかし眠ろうと思っても眠れない、暑くないのに汗が出るなど自律神経の不調は頭で考えてもどうして制御を取り戻すかが分からないのです。そしてこの「どうしていいか分からない」ことが本能的に「不安」をもたらすのではないかと私は思うのです。

ですから「不安」を伴う心身の不調を回復させるには、頭部特に脳幹部への血流改善は必須で、それによって本来の自動制御を回復させることが重要なのです。そしてその結果として「安心」を思い出すことから全ての良循環が始まり、心身ともに健康になっていけるのです。



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