下痢・・・<症例考察>


下痢の原因はたくさんあります。暴飲暴食もその一つですが、特にアルコールの大量摂取は腸粘膜が荒らされ、水分が上手く吸収されないことで下痢になってしまうことがあります。また食中毒などでも病原菌の増殖によってやはり腸が痛めつけられ、その結果下痢を発症してしまう場合があります。ウイルスに感染した場合や身体の冷えが続いた場合も下痢になることが多いと思います。
そしてまた、女性特有のことですが生理に関係した「下痢」もあります。生理が始まる前には子宮の収縮を抑えるプロゲステロンというホルモンがたくさん分泌され、それが腸の動きも抑制してしまうことで便秘になり易くなる・・・しかし生理が始まるとそのホルモンは減少するので便秘は解消されていくが、その頃から子宮を収縮させるプロスタグラジンというホルモンが分泌され、その分泌が多過ぎると腸の動きも抑えてしまい、下痢症状を発症する・・・というなかなか難しいメカニズムのものもあります。そしてもう一つ、自律神経の乱れから発症する「下痢」があります。

暴飲暴食は本人の自覚と注意をしていくものです。食中毒などはしかるべき病院で治療が必要です。しかし自律神経の乱れからくる下痢は、ストレスが大きく関係していますので注意すると言っても思うようにはいきません。自律神経は交感神経と副交感神経のバランスによって制御されています。そのコントロールの中枢は、間脳にある視床下部という親指の先くらいの小さな脳が担っています。階段を駆け上がると心臓が血液供給を増やす、暗いところに行けばよく見えるように瞳孔が開く等など、自律神経は生きていく上で必要な制御を休むことなく自動的に行っているのです。また視床下部は自律神経の制御だけでなく、ホルモンの制御や体温調整などの重要な役目も受け持っています。そう考えると、前述の「冷えからくる下痢」も「生理からくる下痢」も視床下部の仕事の一環として自律神経とも大いに関係があるとも考えられそうです。

一般的にはストレスなどから緊張状態が続くと、交感神経が優位に成り過ぎて「便秘」傾向になる・・・そして逆にリラックスばかりの状態では、副交感神経が優位になり過ぎて「下痢」傾向になると言われています。しかしながらストレスが多く、緊張状態が続いているのに「下痢」になる場合があります。これは一体どういったメカニズムなのでしょうか。

それは「自己防衛反応」というのが回答の一つと言えそうで、それには二つの意味があると私は思います。
一つ目は、感染したウイルスや食中毒などの病原菌など身体にとって有害なものを速やかに対外に排出しようとする自己防衛反応としての「下痢」です。この場合の下痢は無理に止めない方がいいとも言われています。もっとも出て行く分、水分の補給は必要ですが。
そして二つ目の「自己防衛反応」は、多くのストレスから緊張状態が続く・・・交感神経が優位になり過ぎる・・・便秘になる・・・ストレスは減らない・・・身体の負担が辛過ぎるので強引に副交感神経を優位にする・・・急に強引に働かされた副交感神経は優位に成り過ぎてしまい、下痢になる・・・ストレスは減らないので交感神経はまた優位になり過ぎ、便秘になる・・・ということを繰り返すというものです。

一般的に副交感神経が優位であると下痢傾向なので、副交感神経を抑えるのが「下痢」に対して有効なように思えますが、ストレスが関係している「下痢」の場合は、便秘の場合と同様に副交感神経を優位にする、すなわち心身ともにリラックスすることが有効と考えられます。
継続的なストレスや、ホルモンバランスの乱れからきている「下痢」、便秘と下痢を交互に繰り返している「下痢」の場合は、自律神経の中枢である視床下部への血流回復が必要です。それは同時に頭部への血流改善を意味し、めまい頭痛動悸生理前緊張症眼精疲労冷え性立ちくらみ不眠不安がとれないなど他の自律神経失調症と同様に、頚椎(特に上部頚椎)の施術を行いながら「中立位の整体」や「頭蓋仙骨療法」を併用することによって、視床下部を含む脳への血液供給を回復し、頭部からの静脈やリンパの循環改善、身体の深奥部である硬膜管をも含めた脳脊髄液の産生・循環・排出改善も行うことが必要だと考えます。

視床下部は「大脳辺縁系」という喜怒哀楽を受け持っている脳に包まれた形ですので、いろいろなストレスの影響を受けやすくなっています。嫌な出来事なども精神的なストレスとなって身体的なストレスに拍車をかけてきます。その結果、視床下部は内側からも外側からもかなり窮屈になって十分に機能できなくなってしまっているように私は思うのです。

嫌なストレスは無くしていくのが正しいのですが、実生活では簡単にはいきません。そんな中、薬を飲んでもなかなか治らない辛い「下痢」の緩和と回復には、視床下部が充分働けるようにすることも考えてみてはいかがでしょうか。



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