更年期障害(2)・・・<症例考察>


更年期障害が主に閉経に伴う女性ホルモンの減少とストレスなどの精神的な影響で発症し、自律神経の不調によるいわゆる自律神経失調症とオーバーラップしている症状が多いことは「更年期障害(1)」で述べました。ここでは自律神経である交感神経と副交感神経についてと精神的なストレスについてもう少し考えてみたいと思います。

一般的に交感神経は活動的になるときに優位になり、副交感神経はリラックスするときに優位になると言いますが、片側が優位になっているときにもう片側がどうなっているかということも大いに関係があります。優位になることを「亢進」と言います。通常ストレスが強いときなどは「交感神経亢進」と言い、それは緊張が高いことを指します。その反対に亢進を抑えることを「抑制」と言います。

体温調整に関係する汗腺や立毛筋(体温を逃がさないために鳥肌を立てる筋肉)のように交感神経だけに支配されている例外的なものもありますが、瞳孔、血管、気管、心臓、胃、腸などほとんどの器官組織は交感神経と副交感神経両方の支配を受けています。よくシーソーに例えられるように交感神経が亢進しているときに、副交感神経が抑制されている・・・或いはその反対に副交感神経が亢進しているときに、交感神経が抑制されている・・・それが乱れのない自律神経の正常な状態で、このことを「拮抗作用」といいます。

強いストレスなどで交感神経が過度に亢進していることが更年期障害や自律神経失調症の辛い症状を発症する一因として多いと思いますが、交感神経が過度に亢進している場合でも次の状態が考えられます。

1.交感神経が過度に亢進している & 副交感神経が抑制されている
2.交感神経が亢進している     & 副交感神経が抑制されていない

上記1の場合は拮抗作用には一応なっていると思いますが、交感神経が過度に亢進していることにより相対的にバランスは乱れていると言えますので当然自律神経系の不調に関係します。しかし、上記2の場合はどうでしょうか。交感神経は必要があって亢進している・・・そこまではいいのですがそのときの副交感神経が「抑制されていない」・・・もちろんこの場合は副交感神経が「抑制されている」と正常な拮抗作用になりますが、「抑制されていない」場合はやはり相対的に交感神経が「過度に亢進」していることになってしまうのではないでしょうか。

交感神経と副交感神経の正常な拮抗作用は「交感神経が亢進している & 副交感神経が抑制されている」または「副交感神経が亢進している & 交感神経が抑制されている」状態です。
上記1は思い切りアクセルを踏みながらブレーキも踏んでいますので、自律神経系が乱れるのは当然だと思います。しかしまた、上記2の場合も副交感神経の抑制機能が働いていないことから相対的に過度に交感神経が亢進していると考えられ、長期に渡るとやはり不調になってくると思います。
したがってこの場合の自律神経系の整体では、過度に亢進している交感神経を鎮めるだけでなく副交感神経の働きを良くすることも大切なことなのです。その両方の機能を回復することで初めて自律神経のバランスが整うのです。

それから精神的なストレスについて一つだけ付け加えるならば、特に更年期障害が多い閉経時の女性は、仕事や家事に対する悩み、自分自身の健康に対する悩み、夫に対する悩み、子供の将来に対する悩み、両親の健康に対する悩みなどを同時進行的に抱えていることが多いと思います。その上、核家族化や社会との関係が希薄になってきた昨今ではそういった悩みを打ち明けたり相談したりする機会が少なくなっていることも不調に拍車をかけるのではないでしょうか。
ですから更年期障害で辛い思いをしている方の施術に際しては特に、一見症状に関係がないようにみえる悩みや、毎日の生活での些細な不安などご本人がストレスと感じるあらゆる感情をゆっくりとお聞きすることが非常に大切だと私は考えます。なぜなら「心」と「身体」は一つだからです。



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