眼精疲労(2)・・・<症例考察>


いくら休息をとっても眼の疲れが取れず、眼の奥が痛い、かすむなどの症状が回復しないばかりか頭痛や首・肩こり、吐き気、不眠など眼以外の不調を伴う場合は「眼精疲労」と言って注意が必要なことは『眼精疲労(1)』で述べました。そして眼精疲労に至る直接的な原因の一つに「眼に関係する組織への血液供給不足」を挙げました。では「眼に関係する組織」とは何でしょうか。今回はそこに焦点を置いて考えてみたいと思います。

眼球そのもの以外で、まず第一に関係が深いのが「外眼筋」という眼球運動を行うための筋肉です。眼球を上下、左右、斜めと動かすために、外直筋・内直筋・上直筋・下直筋・上斜筋・下斜筋という6つの筋肉があり、その総称を「外眼筋」といいます。生きていく上で眼から入る情報は実にたくさんあります。そのために「ものを見る」という行為にはいつも外眼筋が働いています。通常は疲れた筋肉は休息とともに充分な血液供給によって機能を回復していくのですが、ストレスが多過ぎる生活をしている場合、交感神経が過剰に優位になって血管が収縮して頭部への血液供給が不足します。またストレスは首や肩の筋肉を拘縮させてさらに血流を悪くしてしまうこともあるでしょう。頭部への血流不足ということは眼に関係する組織だけでなく自律神経系やホルモン系の中枢である「視床下部」へも影響します。その結果、いわゆる自律神経失調症になって眼精疲労だけでなく、不眠頭痛動悸立ちくらみホットフラッシュなどを発症してしまうこともあるのです。

色んな定義はあると思いますが、筋肉が疲れているということは「筋肉が炎症している」と言えると思います。人間の身体は「炎症」を修復していく力が本来備わっています。ところがストレスが多過ぎるとこの修復力が身体の中のあらゆる部位で、供給以上に消費されやがては枯渇してしまって修復すべき炎症が治りきらない状態になってしまうと考えられます。そして外眼筋や脂肪の炎症が治らなければ、外眼筋などもいわゆる「腫れた」状態になると思います。

もう一つ、眼に関係する組織で大切なのは「眼窩」だと思います。眼窩は前頭骨・頬骨・篩骨・蝶形骨・涙骨・上顎骨・口蓋骨の7つの骨で構成されているおり、そこに眼球・外眼筋・脂肪・視神経などを格納しています。もちろん眼窩内と頭蓋内は神経や血管が交通しています。
また、脳脊髄液の産生・循環・排出に伴って頭蓋内の骨は互いに連携して僅かに動きます。眼窩を構成する骨も当然連携しているのですが、例えばストレスが多く緊張状態が続いている・・・交感神経が優位に成り過ぎている・・・首や肩がこる・・・血流が悪い・・・脳脊髄液の循環不良・・・頭蓋内の骨が動きにくい・・・眼窩を構成する骨も上手く連携して動きにくい・・・神経や血管の交通が円滑にいかない・・・という状況になるのではないでしょうか。
中でも「篩骨」は上部にある鶏冠という突起に大脳鎌(硬膜管を構成している一部で頭蓋内で右脳と左脳などを仕切った形の硬膜)に付着していますので、脳脊髄液の循環には当然影響が大きいはずです。

もしも「眼窩」の動きが悪く、その上外眼筋や脂肪の炎症が修復されずに腫れていたとしたら眼は非常に窮屈になってしまいます。場合によれば眼球や視神経を圧迫して重篤な症状を起こしてしまう場合もあると思います。外眼筋や脂肪の炎症がひどい場合は腫れも大きく、従って腫れた分、眼球が奥から押されている故でしょうか、瞼の上から触診した眼球はかなり硬く感じられることが多いです。

眼精疲労を回復させるには、自律神経失調症の場合と同様に頸椎(特に上部頸椎)の施術も行いながら、「中立位の整体」や「頭蓋仙骨療法」で身体の深奥部である硬膜管をも含めた脳脊髄液の循環改善を行うことを施術の基本としますが、「眼窩(中でも篩骨)」と「外眼筋」に対して、より焦点を置いた施術を行うことが大変重要だと私は考えます。



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