低体温(1)・・・<症例考察>


体温計は持っていても風邪をひいた時以外は滅多に体温を計ることがない人が多いのではないでしょうか。風邪をひいた時に計ってみて、もしも39度あったとしたらどうみても熱が出ているとはいえますが、例えば37.1度だった場合、果たして自分は熱が出ているのか出ていないのかが分からないときがあります。しんどさ加減で多少分かると思いますが、体温計の数値で判断するには自分の平熱がいくらくらいかを知っていないと判断はつきません。

昔、日本人の平均体温は36.89度と言われていましたが、今この数値を聞くと随分高いように感じる人が多いと思います。それもそのはず、人間総合科学大学の藤田紘一郎教授の報告(2010年1月)によると日本人の平均体温はここ50年くらいの間に0.7度下がっているとのことです。そうしますと現代での日本人の平均体温は36.2度くらいということになるのでしょうか。
本来、健康な人の体温は36.5〜37.1度と言われていますので、平均体温が36.2度ということは35度台の人も相当いると想像できます。そして体温が36度未満の場合、一般的に「低体温」と言われています。

もっとも体温は頭や身体の中心部では高く体表では低く、また日中は高く夜間では低いという変動もありますので、平熱を知るために体温を計る場合は一日の決まった時間に正しく計ることが大切です。また一般的な「低体温」と、身体の中心部の温度が35度以下になる場合と定義されている医学的な「低体温症」は意味合いが違います。医学的な「低体温症」では身体の奥から凍えてしまうような状態で、35度より下がってくると意識がなくなるだけでなく呼吸停止や心停止に至る場合もありますので注意をすると言っても注意のレベルが自ずと違いますね。

普段の生活において注意をしなければならないのは一般的な「低体温」です。すなわち体温が36度未満の場合です。この低体温の状態では体温が1度下がると免疫力が30%落ちると言われています。
低体温でも特に何も感じないかも知れません。しかし低体温の場合は健康な人に比べて免疫力はかなり低下しているのは間違いないのです。

一般的に免疫力を発揮する元は白血球です。健康体の白血球では、マクロファージとリンパ球と顆粒球はそれぞれ約5%、約35〜41%、約54〜60%の割合で構成されています(「自律神経免疫療法」入門/福田稔・安保徹より)。しかしストレスが多いと交感神経が優位になり、リンパ球が減少して顆粒球が増加します。この比率が恒常的にバランスを欠いているとリンパ球の働きが大きく低下し、ガン細胞などを見逃す率を上げてしまったり、過剰な顆粒球が関節内で活性酸素を出して組織を破壊したりするとの説があります。

体温調整の中枢は間脳にある視床下部です。また視床下部は自律神経系の制御として交感神経と副交感神経の中枢でもあり、ホルモン系の中枢でもあります。そして視床下部は「大脳辺縁系」という本能や喜怒哀楽を司っている脳に覆われていますのでストレスなどの情報が直ぐに伝わってその機能を著しく制限する場合があります。
ストレスが多い ⇒ 交感神経が優位になる ⇒ リンパ球が減少し顆粒球が増える ⇒ 免疫力が低下する ⇒ 血流が悪くなる ⇒ 体温が低下する ・・・という経過で低体温になるとともに免疫力が低下するのです。
副交感神経が優位になるようにリラックスするとリンパ球は増加するので免疫力は上がりますが、バランスを欠くくらいリラックスばかりしていると血管は拡張されたままになって、結局血液の流れは滞ることになってやがて低体温を招く場合もありますのでこれも注意が必要です。
ですから交感神経と副交感神経がバランスよく働くよう、日中は活動的になって夜間は休息するという基本的なことがとても大切になってくるのです。


低体温を回復させるには血流改善が必要です。それには関係する部位の拘縮した筋肉を回復させることももちろん必要ですが、もっと根本的なこととして視床下部が本来の働きをし易くすることが大切だと私は思います。視床下部を含む頭蓋内との関係が深い頚椎(特に上部頚椎)の施術は必須です。そしてその上で「中立位の整体」や「頭蓋仙骨療法」を施すことによって、視床下部を含む脳への血液供給を回復し、身体の深奥部である硬膜管をも含めた脳脊髄液の産生・循環・排出改善を行うことで本来の『自己治癒力』を底上げし、「心」と「身体」の両面から本来の「温かさ」を取り戻す・・・すなわち低体温体質から脱出して健全な免疫力が発揮できるようになることが肝要なのです。

低体温は「冷え性」の人が靴下を重ねて履くと少し楽になるように身体の外側から温めてもなかなか解消できません。しかも相当ひどい低体温でない限り「冷え性」のように自覚症状があまりない場合が多いので体温を上げる積極的な対応もしない場合が多いと思います。しかし低体温は免疫力の低下だけでなく、基礎代謝の低下や体内酵素の活性化を低下させますので、眼精疲労更年期障害の他、いわゆる自律神経失調症と呼ばれている色々な不定愁訴の遠因になっているかも知れないのです。


低体温(2)



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